Arduinoでアナログ入力ー乾電池を例に取ってー

乾電池の電圧を測定することは、アナログ入力を学ぶのに最適。

//電圧測定のスケッチ
void setup(){
  Serial.begin(9600);  //ボーレート(1secに行う変復調の回数)を9600に設定
}
void loop(){
  float vt = (float)analogRead(A0)/1023 * 5.0;
  Serial.println(vt);
  delay(1000);  // Wait for 1 second
}


 analogReadによる戻り値は、0から1023まで。電圧が最高で5V(1023)、最小で0V(0)である。そこで、戻り値を1023で割ったものに、5を掛けることで、実際の電圧を測定することができる。

下の写真のように乾電池(単4、1.5V)のプラス側をArduinoのA0に、乾電池のマイナス側をArduinoのGNDに接続した。




シリアルモニターの出力結果は以下の通り。ノイズが入ってしまうが、うまく測定できると1.57Vと測定される。
【参考文献】
高本孝頼『みんなのArduino入門』リックテレコム 2014 pp86 - 88.